「・・・黙れ」


今度は、春樹の声でなく、俺の親友と言える存在―朔夜が言った。



「・・・朔・・・少し良いか?」


俺は朔夜と一緒に教室から出た。




教室から出て向かったのは屋上。


「何だ?」


朔夜は壁に寄りかかって聞いてきた。



「任務だっただろ?昨日」


朔夜も・・・任務―俺たちが昨日していた事、をしている。



「まぁな。与えられてた情報がメチャクチャだった」



「俺の方も・・・アイツらは何を考えてるんだろうな」





《麗夜side終了》