桜の木の下で

そんなことを考えていたら、
アイツに会いたくなった。

しかし、アイツには……。
はぁ~。
ため息が出る。

俺がこんなに気になるのは、
さくらとアイツだけだ。

そういえば……最近さくらのこと考えなくなったなぁ。


って、俺はどっちにしろ
振られる男なのだ。
なんか情けねぇな。

早く料理を食べて帰ろう。

俺は、料理を食べ始めた。
やっぱり美味い。

夢中に食べていると、後ろにカップルが座った。

ほんと羨ましいよ……。
俺もアイツと来たかったなぁ。