桜の木の下で

「稜も来てたんだね」
「あぁ、さくら大丈夫かぁ?」
「大丈夫。まだまだ飲めるよ」

佐藤先輩には優しいんだ。

はぁ〜、当たり前かぁ。
好きな人だもんね。
なんで私は菅田さんを好きなんだろう?
でも、考えても無駄だ。
どんどん惹かれてる。
優しく話しかける菅田さんにときめいてる。

「葉月ちゃんはまだ時間ある?」

時計を見ると22時だ。
明日は休みだし、終電乗れなかったら
タクシーで帰ればいい。

「まだ平気ですよ」
「稜は?まだ平気か?」
「あぁ、明日は休みだから平気だ」
「じゃぁ、もう少し飲もう」
「紀輝、今日は車じゃないの?」
「あぁ、今日はタクシーで帰ろうと思って
たから」
「じゃぁ、みんなで飲めるね」

佐藤先輩の隣には彼氏さん。
私の隣には菅田さんが座った。