「うん、たべる!え、大ちゃんも食べるでしょ?」 「うん、食べなくはないけど、それにしてもSサイズでもよかったんじゃ?」 「いいの!おいしいものはたくさん食べておかないとね」 舞は昔から食べるのが好きだった。 おいしいものに目がなくて、でもそのわりに細くて不思議なくらいだった。 「ま、いいけど。じゃあいくか」 なんでも有名な映画らしくてほぼ席はうまっていた。