「先、生、、ハァ、ハァ、質問、、です、ハァ、」
「お、おぅ、走ってきたのな。おつかれ。寒いだろ、入って」
「はい、、」
先生は私を物理室に招き入れた。
そこは誰もおらず、私と先生の2人だけだった。
「どこから走ってきたの?」
「職員室、です、、」
まだ息が整わない私に先生は話しかけてきた。
「職員室から全力ダッシュはそりゃあ疲れるわな。」
「はい、、。先生は何してたんですか?」
「テスト作ってたんだよ。職員室でやると生徒とかに見られるから。」
「あー。なるほど、、。」
「それで、質問は??」
「ここの原子の……」





「質問はこれで終わり?」
「はい!」
「おう!じゃあテストも頑張れよ?」
「んー、どうしよっかなぁ」
「はぁ??俺が質問答えてやったんだからそりゃあ満点だよな??」
「ありがとうございましたー」
「あ、にげたな」

今日1日で、だいぶ距離が縮まった気がした。