松原君の攻略は難しい。

「奈子ー!おはよー!!」


「真希!おはよー」


日曜日は特に何もしないで、また月曜日の始まりだ。


疲れるなー


「奈子。」


え?


「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


心臓止まるかと思った。


松原零が私を見下ろしていた。


でっかい声を出した私をびっくりした顔で見つめてる。


その他のクラスメイトも。


「え、あ、ごめん、なに!?どうした?」


明らかにテンパってる私をちょっと『こいつ頭大丈夫か』的な顔で松原零が見てきた。


「え、いや、今日、生徒会。」


「あ!うん!はい!了解!!!」


バカだ私…


何やってるんだ…


「奈子ぉぉ?」


真希が怖い顔して近ずいてきた。


「なぜ、名前呼びにまで至っているんだい?何かあったらいえと言っただろう?」


「ご、ごめんなさい…」


「うん。謝るのはいいけど、詳しく聞かせてもらうよ??」


あぁ、怖い…(泣)