そのまま購買でパンを買い、食堂で私は焼きそばパンを、真希は自分で作ったというなんとも女子力の高いお弁当を頬張る。


「てか、生徒会メンバーって2人だけじゃないよね?書記とかどうなったの?」


「あぁ、書記は3ーCの宮前さんと、八木君、会計は3ーAの橘君と、2ーBの栗栖さん。」


「あー、誰も知らんわ。」


「あ!!でも、栗栖さんは知ってる!」


「でしょ、あの人有名だもんね。」


後輩だけど、美少女って有名の子だ。


「宮前さんって人も、頭良くていつも学年1位か2位なんでしょ?」


宮前も成績優秀で噂の人だ。


「八木くんって人と、橘くんって人はよくわからないな〜」


タコさんウインナーをおいしそうに頬張りながら真希が言う。


「橘くんは、なんかうるさい人。」


「へぇー、でも、うるさい人1人ぐらいいた方がいいよねー」


まぁ、それもある。


「その、八木くんって人は?どんな人?」


「真希なら知ってるかと思ったけど。なんか学校2代イケメンの1人だとか。」


「えぇ!!なにそれ!私完全におくれてる!!!!」


真希がわかりやすくガーンとする。


「何、今回の生徒会、そんなに顔面偏差値高いわけ!?」


まぁ、松原零と八木くんと栗栖さんは目立って顔立ちがいいとか。