ある幼なじみの恋 [完]




「いただきま~す。」



「どうぞ。」




「やっぱおばさんの料理はおいしいです!」


「まぁ。そんなこと言ってくれるの右京君だけよ。」


「あたし別においしくないとは言ってないじゃん!!」

「おいしいとも言ってくれないじゃない。」

「い・・言わないだけで思ってるもん!!」

「はいはい。」

「もう!!」



いつまで経っても舞とおばさんとのやりとりはおもしろい。

俺の家とはまた違う雰囲気で俺の好きな雰囲気。


俺は食事の間もずっと笑いっぱなしだった。