グラウンドに着くともう右京が待っていた。 「ほら。いっといで。」 「うん。」 華子に別れを告げると右京の側にいく。 「今日遅かったなぁ〜 女の長話はほんと恐ろしい。笑」 「ごめんね。笑」 いつもと何の代わりもないのに。 あたしだけが違う。 右京の顔が見れない。 話が頭に入ってこない。 ピンチだよ‥ 頭真っ白‥‥