ある幼なじみの恋 [完]




学校が見えてくる。


いつもと違う何かが変わっていくような感じに
あたしは気づけなかった。











「う・・右京君!!」

下駄箱に入る直前に声が響く。

「・・おれ?」

いやな感じがして振り返ると思った通り。

昨日右京の話をしていて
おそらく・・・いや絶対、右京のことが好きだろう女の子がいた。