「うわぁぁぁぁん」 「もうだいじょうぶだよ。寒い? もっとたおるかける?」 右京はたおるを両手一杯に抱えてそのうちの半分であたしを包んでくれた。 そのままヒーターの前に連れてくると 「ここで服かわかしてね」 と言ってどこかに行ってしまった。 すぐに後をおいかけると 右京が零れた水を拭いてくれていた。 その時にやっとあたしは 右京も胸から下がびしょびしょに濡れていたことに気付く。