👑Emperor bride

両親は、短い休みを終えると又
イギリスへと帰って行った。

チャンクは婿養子になり会社を
立ち上げ無事この地球の住人
になった。

鏡も復元し、こちらの仕事を
持ってマノリラ国へと出勤する。



勿論、こちらの会社にも手を
抜かない。鏡一枚の2重生活。


もちろん。
その後の事は、色々考えている。

マノリラ国では盛大に歓迎されて
王もお后様も、喜んでくれた。


「ねえ、チャンク、聞きたい事
があるの。」

琴乃はチャンクと見つめ合いなが
らベットの中で聞いた。

明蘭さんの所にあるネックレスは、何故消えなかったの?

トンカチも本も消えたのに?」

クスッ
「あれはね。王家に伝わる
縁結びの木であの羽は作られ
ている。

縁が消えない様に先祖の王が
魔術師を呼び10日、
不眠不休で念を 入れたそうだ。

今はネックレスもブレスレットも張蘭が持っている。
張蘭も運命の人に出会うだろう。」

そう言ってチャンクのブレスレットをカラカラと揺らした。
「新しいのを作らなければ....な琴乃‼
またお揃いの奴」

「うん。今度は三ペル(ほとんど材料費)以上の奴をお願いね。」

「誰から聞いた?
明蘭か?
エドワードか?
三人衆か?」

クスックスッ
2人は仲良く腕を絡ませた
あのブレスレットとネックレスを明蘭が気にいって商人から購入していた事も何かの巡り合わせとしか思えない。







次の年の十五夜の夜。
マノリラ国において無事娶りの
式典が行われ
チャンクと琴乃は渡りの儀式を
執り行った。

日本での式は終わっていたが、
ルナ姫の、他国の王太子との婚姻
が終わった後の、
チャンクとの結婚式だった。

それは琴乃の思いやり
ルナ姫もチャンクに惚れていたのを琴乃は、分かっていた。

次の日盛大なパレードが始まり
2人が結ばれた事を国内外に報告した。
空は青々と晴れ渡り爽やかな
風が野ばらの香りを運んで来た。
2人の婚姻は神からも祝福を受けたように、人々は喜び歌い踊った。

実はスケベなチャンクが我慢出来ずもう大人の関係に、なっていた。
何の為の渡り?
今更..

チャンクは藍色のタキシード姿で
琴乃は白いレースのウエディング
ドレス。
胸の空いたフリフリのレースが
可愛らしさを引き出していた。
3歳と8歳から始まり..長い年月をかけて
育てて来た愛情。


勿論側室は作らない約束。
もし破ったら、
と言った時、チャンクは青くなり

「約束はたがえぬ。それ以上
恐ろしいことは、聞きとうないぞ‼」
とビビリまくり。

まあ、大丈夫だ 問題ない‼
そう確信しつつお腹をなでる。


琴乃のお腹には新しい生命が宿
っていた。

可愛いチャンクのベイビー❤。


happyウエディング

お、わ、り。