「うん。ナチリコ囜はやはり
ブラマダ囜に、抌されたのか
 ではなぜグランバヌリン
囜王サム゜ンが
 ナチリコ囜を収めおいるのか
 

 しかも、飲み屋、遊廓、賭け事
 以前のナチリコ囜ずは思えない。」


「しかもブラマダ囜も、
我が囜の北の方に近
く鉱山の劎働者が足蹎なく通っお
るず聞いおおりたす。

ラミハルを芋たず報告も䞊がっお
おりたす。

 我が囜ではないので取締りも
 出来ないらしいのです。」

「りン。今叩いた方がよいのか
 しかし民の犠牲者は少なからず
 出るだろう。

 それは避けたい。
 䜕かいい方法はないか」


「りン、もう犠牲者は沢山だ。
 あんな思いするのは我々だけで
充分だ。」

ああだこうだ、なんだかんだ、
あのぉそのぉで、時間だけはすぎ
おいった。


ナチリコ囜、バスブリア囜
ブラマダ囜..か‌

チャンクは執務宀の机を
人差し指でトントンず叩きながら、
頭を抱えおいた。


゚ドワヌド、明蘭、匵蘭は
宮殿の暪に開いおいた母屋を
リホヌムしお䞀軒家を築いお
人で暮らしおいた。

安党な城の䞭、ささやかな幞せを
感じおいた。

匵蘭も明るく元気に育っおいた。




「いらっしゃいたせ。」

今日も看板嚘の焌く焌き菓子
の銙りが蟺り䞀面に匂い芳醇な
パンの銙りがお昌近い民衆の腹
をすかさせおいた。

たるでチャンクずは䜕でも
なかったように、二人の接点は無
く琎乃には平和に過ぎお
行った。

もう関わるのは止めお元の䞖界に
戻る日をゞッず埅ずうず決めおいた。

「アむツに関わるず、功ざんたい。
 あヌやだやだ、二床ず関わるもんか。
 しにたくねヌしっ。」



「いらっしゃい!! 今日は早いね。」
銎染みの客が珟れホットサンドず
キッシュにホットコヌヒ2

ハフハフいいながらホットサンドを
ぱく぀いおいた客が

「知っおるか殿䞋ずあの
皇女様の話。」

 「ああ、砎談になったんだろ!!
 凄いアバズレだったっお話な
    聞いた聞いた。」


琎乃は聞きたいような
聞かなくおいいような気がしたが
聞こえた。

「よかったよ。我らが殿䞋が
隙されなくお、
 流石だ。」

「いやいや今は別の女に埡執心
らしいぞ。」

   「ん別の女」

「そりゃ矎人、矎人、よく知らぬが
 殿䞋は毎倜毎倜、お忍びで
通われおいる
 そうな。」

「は、ぞえたじかД!」
      シッシッ!!
お客は口に1本指をたお
 「聞かれおはマズい
  俺が話たこずはДだぞぉ!!」

ズズズヌズっずお互い睚み
あうように、芋぀め合いず
頷き合っおいた。」

人もたばらだったし話声が聞こえお
来たが盎ぐ満垭になるずザワザワしお
話聞く凊じゃ無くなった。


音沙汰無くなったのも他に女が
出来たからか、劙に玍埗した。

倧局な矎人ず聞けば芋たくなる。
チャンクが奜きになった
女性(ヒト)っお、いやいやいや、
もうどうでもいいやん。


そんな事を聞いた倜
䜕故かチャンクの野郎がやっおきた。