䞀方ラミハルも本気ではない。
ラミハルは明藺をねらっおいた。

バスブリア囜ハリヌ、アンダヌ゜ン
奎を捕たえた意味がない。
奎を牢獄の地䞋に繋いで生き
延ばしおいるのは、明蘭が聞き
぀け助けにくるはず 
ほしいものはどんな手を䜿っおも
手にいれる。

バスブリアも俺の支配䞋だ。



「たこずかそなたの倫ハリヌ殿は
 生きおおるのか」

「はい。生きお芁るず酒堎にきた
男から聞きたした。

 地䞋牢に入れられおいる
   らしいのです。
王劃様や偎宀様は殆どお亡く
なりになられたした。



 あの日、囜を出た日、あの戊乱
の䞭、カワンに逃がされ䜕ずか
 逃げ延びたのですが右も巊も
 分からぬたた、ただ歩いおい
たした。

  足だけが痛く
  お腹もすいお、あおも無く
さ迷う毎日でした。

  カワンは、゚ドワヌドは
どうなったのだろう。

   心配でした。

  そんなずきお忍びで街を
芋回れおいた
  ハリヌ様に䌚ったのです。

  宮殿に連れお行かれ䞋働きで
䜏たわせお貰いずっず面倒を
芋お頂きたした。

  そしおハリヌ様はその幎に
お劃様を迎えられたした。
  以来ずっずお偎にお仕えしお
参りたしだが、お子に恵たれず
王劃様は私に、私に子を産むよう
に蚀われたした。

  王劃様も埡幎50を迎えられ
  もうお子は諊められおおりたした。

  お劃様の、お気持ちを考えお
  䜓倖受粟に螏み切りたしたが
  䜕床トラむしおもなかなか
難しい。

  偎宀様にもやはり出来たせんでし
た。
  偎宀様も、お幎で 
  そんな䞭あの暎動が、
起きたした。

  お劃様がいち早く私を逃が
したのです。
  ある皋床生掻出来るお金も
甚意しおありたした。

  王劃様はお子が居なかったので
  そば付きの私を可愛がっお
くれたした。

  だから王劃様の頌みだからこそ
  䜓倖受粟に螏み切れたした。

  でも 
  王も捕たり街は荒れ果お今や
芋る圱も有りたせん。」


「りンそうであったか。
 所でそのネックレスは
どうやっお手に入れた」


「これは、宮殿に出入りする
男から買いたした。
私も気に入ったので䞉ペルほどで。」
 

    「䞉ペル(3侇) 」

プッ「う、うん。手頃な
埡倀段では」


事情を知っおいる偎近、執事
゚ドワヌド、人衆はず
䞀回吹き出しお
目は泳ぎ、口は波打たせおいた。
  

「ささ、先をお話ください。」

明蘭は、我が子匵蘭を膝に乗せ
叉話し出した。

王劃様からの、お金でやっず
出産を終えたした。
しかしただラミハルが私を
远っおいるず聞き実家もない
私は斜蚭を頌りたした。


斜蚭で働いお9幎、しかし
ラミハルが聞き぀け、
斜蚭に迷惑かけたくなくお、
今荒れ果おおいる
ナチリコ囜に戻りたした。


知り合いは殆ど居なくなり
でも匵蘭を逊うには無理があり 
仕方なく酒堎勀めを、始めたのです。

荒くれ者も倚くカワンが、
教えおくれた
護身術が圹にたちたした。

匵蘭ずいるずき、遂にラミハルの
手䞋に捕たり匵蘭には声を、
出すなず蚀い

ナチリコ囜に眮き去りにしたした。

匵蘭が、ハリヌ様のお子だず
知られたら
必ず、殺されたすから、䜕ずしおも
呜だけは守る぀もりで、

生き延びるすべは教え蟌んで
いたしたから。
朝、昌、倜、
日も欠かさず匵蘭の無事を、
祈りたした。
それしか出来なくお 。
隙を芋お逃げだせたものの 

うなだれた頭を、匵蘭の小さな
手が撫でおいた。

゚ドワヌドも腕を組み
うなだれお姉の話を聞いおいた。