その後
「眞翔〜!おはよ!」
「おう。はよ。」
新学期が始まって、いつもの朝練終わりの女子の悲鳴を聞いたり、おはよう!の声を聞く毎日が戻ってきた。
私はいつも通り席に座って一限の準備をして過ごす。
昔と変わった事といえば
「汐、おはよ。今日も好き。」
って、教室で恥ずかしいって言葉知ってる?って聞きたくなるくらい満面の笑みを浮かべて眞翔くんが話しかけてくる事。
「っっ。お、おはよ。いつも言ってるけど、恥ずかしいから辞めてそれ。」
しゃがんで机に顎を乗せてくる眞翔くん。
「それって?」
絶対分かってるくせに聞いてくる。
「うっ。その、……きって言うの。」
「ん?」
ニヤニヤしてからかってるのが分かる笑み。
「っっっ〜!!好きって言うの!」
ヤケになってちょっと大きな声で言い返すと
「汐だって言ってるじゃん。」
ってまたニヤニヤ。
「眞翔〜!おはよ!」
「おう。はよ。」
新学期が始まって、いつもの朝練終わりの女子の悲鳴を聞いたり、おはよう!の声を聞く毎日が戻ってきた。
私はいつも通り席に座って一限の準備をして過ごす。
昔と変わった事といえば
「汐、おはよ。今日も好き。」
って、教室で恥ずかしいって言葉知ってる?って聞きたくなるくらい満面の笑みを浮かべて眞翔くんが話しかけてくる事。
「っっ。お、おはよ。いつも言ってるけど、恥ずかしいから辞めてそれ。」
しゃがんで机に顎を乗せてくる眞翔くん。
「それって?」
絶対分かってるくせに聞いてくる。
「うっ。その、……きって言うの。」
「ん?」
ニヤニヤしてからかってるのが分かる笑み。
「っっっ〜!!好きって言うの!」
ヤケになってちょっと大きな声で言い返すと
「汐だって言ってるじゃん。」
ってまたニヤニヤ。