モテる彼氏なんて

「若杉怖いの平気な人?」

















ペアになったのは、クラスで眞翔くん、新田くんに続いて人気のある人だった。

















眞翔くんは、学年1美人って言われてる人と一緒で。

















その人が良いって思われちゃうかな?

















私の思いを伝えることもせず、その人と付き合ったりしちゃうのかな?

















なんて考える


















「おーい!若杉?次だぞ俺達。」

















「え?!あっ、ごめんね。ぼーっとしちゃった。」

















笑いながら言うと赤くなる男の子。


















「いや、若杉怖いの平気?」

















「いや、実はちょっと苦手。」

















苦笑いしながら伝える。

















嘘。本当はすっごく苦手。だけど、迷惑をかける訳にはいかない。

















私達の番が来て、懐中電灯を光らせながら進む。


















これの終わりは、1周してるこの公園の真ん中に紙があるから、それを取ってきて半周して元に戻ってくる。
















ただ、怖い雰囲気だなんの。


















っ、怖っ。

















「若杉?手繋ぐ?」

















なんて聞いてくれるけど首を横に振る。眞翔くん以外と手を繋ぐなんて考えられない。

















「でも、めっちゃ震えてるよ?」

















なんて言って無理やり手を繋ごうとしてくる。