モテる彼氏なんて

頭を撫でられてるうちに、花火が上がる。

















きっと梨瑚は新田くんと見たいだろうなって思って顔を向けると

















「今は彼氏よりも親友優先。花火なんてこれからもっとあるもん!今は汐那と居たいの!」


















そう言ってくれて、素直に私はその言葉に甘えた。


















全ての花火が打ち上がって

















「っ、よーし!んじゃ肝試し、やっか!」


















伸びをしながら新田くんが言う。


















「去年同クラだった奴らは分かってるだろうけど、ペアは公平にくじ引きな〜!あ、彼氏彼女はそのままペアでいいぞ〜いちゃつけ〜!」

















言いながら梨瑚の肩を抱く新田くんに、みんなびっくり。
















「え?!マジ?!優里斗と梨瑚付き合ってたの?!嘘〜!!」
















なんて声が上がる。

















梨瑚なんて顔が真っ赤。

















おかしくてクスクス笑ってたら


















「よし、若杉お前トップバッターでくじ引きな!」

















紙が入ってる箱を前に出される。

















眞翔くんと一緒になれますように。


















そう思いながらクジを引いた。


















全員引き終わって

















「んじゃ、中身みて一緒の番号のやっとペアになってくれ〜!あまり数字同士あるはずだからそいつらはもう1回な!」

















私の数字は「4」

















眞翔くんは

















「おっ、俺若杉とだ!よろしくな〜!」

















残念ながら別々だった。