モテる彼氏なんて

夏祭り当日


















「ねぇ梨瑚やっぱり私、「はい、ダメー。浴衣も来て髪もバッチリなんだし行くよ!本当に本当に本当に嫌で無理なら私と2人で回ろ?」」


















無理意地は絶対しない梨瑚。でも、私が眞翔くんの事で迷って悩んでるから、こうやって手を引いてくれる。

















手を引くって物理的にじゃなくて、精神的にね。


















梨瑚は絶対私が決めた事に反論しないし、汐那が決めたら良いんじゃない?って言ってくれる。


















「汐、いっぱい悩めばいいよ。だから、後悔だけはしないで。いっぱい泣いた汐なんだから、今度はいっぱい笑わなくちゃ!」


















ね?って笑ってくれる梨瑚。本当に助けられてるなぁ。


















「ありがとう梨瑚。」


















「よし、じゃあ行くよ!」


















パシッと手を握られて、祭りの会場まで歩いた。