モテる彼氏なんて

恥ずかしくて俯く。














まだ、好きなのにこんな事されると、本当に……こまるよ。忘れられなくなっちゃう。














「汐那、ミートボール落とすよ。」














って眞翔くんに言われて、あわてて顔を上げると














「ふっ、今日初めて目が合った。やった。」














そう嬉しそうに笑う。














だから、なんでか耐えきれなくなって














「っっ、眞翔くんはっずるいよ。ずるい。私で悩んだ事なんてそんなに無いくせにっ。」













大きな音を立てて、椅子から立ち上がる。














きっと私の目には涙が溜まっていて、それに気づいた眞翔くんの目が大きく見開かれる。














「っ、勝手に私の気持ち弄んでっ。もう、暫くは顔を見たくないのっ!!私の心をかき乱されたくないのっ!!」














言い放って、教室から走ってでた。