モテる彼氏なんて

眞翔side
















「………………うん。分かった。別れよう。」
















なんて言って、カッコつけた言葉言って出てきたけど、後悔が渦巻く。
















「っクソっ!!!」
















「だから言ってんだろ〜。大事にしろって。馬鹿だな眞翔くんは」
















なんて、優里斗に言われる。
















「うっせ。良いんだよ、これからは俺が頑張る。絶対汐那振り向かせる。」















俺が汐那を知ったのは、高1の夏休み前
















〜高1〜















「え〜と、仲を深める為に!!夏休み!肝試し大会やりまーす!」
















ある日の昼休みに優里斗がそんな事を急に言い出した。
















良く一緒に居るヤツらは、盛り上がったけどそれ以外はテンション低くて

















「え?何?皆乗り気なし?親睦深める気無いの?」
















って優里斗がイラついた様子で言う。
















さすがに不味いと思って何か言おうとしたら















「乗り気じゃないとかじゃなくてさ、具体的な事を言ってもらった方が乗りやすいっていうか。急にでも、いつの何時に肝試しやりまーす!って言ってくれた方が行く行く!とか言える、かな。場所はおいおいでも、日時言ってもらえないと乗り気もちょっと。」















大人しめな、でも梨瑚といつも一緒に居る女子が言ってきた。それに、梨瑚が乗って















「そうだよ優里斗!それ言わなきゃ始まんなくない?ねぇ?」















同意を求めるように周りを見回すと、皆が頷き始めて
















「う、うん。日時言って貰えた方が良いかも。」
















「確かにその方が俺らも部活の予定とかあるし」
















次々みんな口に出して思った事を言い始めた。