モテる彼氏なんて

「今更知ったの?俺は汐那の従順な犬だよ!」













なんて、さも当然という顔で、本気で答える拓真。














「ってそんなわけないでしょ!!バカ!もうっ!」














軽く拓真の頭を叩いた。














「あいたっ!」














「はいはい。強く叩いてないから。さて行くよ拓真。」














話しながら準備を進めて、いざ行こうとしたら














「汐那。」














低い低い、私が聞いたことない声で引き留められた。














声がした方に振り返ると














「眞翔くん?どうしたの?」















どうせ今日も友達と帰るんでしょ?















なんて、自暴自棄的に考える。