『で、気を取り直して、作戦会議は真面目にしたいと思ってねー?』
『は?』
『お前も、ほどほどにして黙らないと死ぬぞ』
『スマホ年中弄って視力がた落ちしてそうなヤローに、言われたくないねー?』
確かに、援護射撃ヤローはスマホは命と宣言する程弄っていた。
『俺、眼鏡もコンタクトしてなくて、目薬も無しで、両目Aだけど?』
『化け物が近くに居たなこれ、』
『ああ、同感だ』
と、俺もカタカナヤローに同調する。
スマホのブルーライトって、存在するのかが自分でも不安に成って来る程だ。
『て、話ずれてるけどねー?
俺、このツンデレ属性で可愛い彼女持ちのリア充君を手伝いたいのー』
『おい、何する気だ』
少し、何だか嫌な予感がしてきたぞこれ。
『いやいつものツンデレ君とは一味違うとこを見せつけて彼女に更に好かれてもらおうかとねー?』
『ははーん?さては、お前、あの子に頼まれたなー?』
『ちっ違うし!?頼まれたのはあの子の友達だし!』
『絶対お前、あの子に好かれたいだけだろ』
援護射撃ヤロー等が言う、あの子とは、口癖ねー?ヤローが最近仲の良い隣のクラスの女の事だ。
『で、俺に何をさせる気だ?』
『お前、乗るのかよ』
『キミ、絶対乗らないで俺みたいにしばくと思った』
『え、乗ってくれるの!?』
口癖ねー?ヤローも、思わず驚いた。
『内容による』
そりゃそうだ。彼女には誰だって好かれたい。
『姉貴が読んでた雑誌に載ってて、姉貴がキャーキャー言ってたヤツなんだけどねー?…』