『お前が好きだって言ってるんだよ』
『…』彼女は無言で固まった後に、急に顔を真っ赤にした。
『なぁ?そんな反応されると、期待すんだけど?』と、俺にまで彼女から照れが移りつつも、彼女に言う。
すると…
『わ!私も…好き…です…』
と、顔を更に真っ赤にして、言ってきた。
可愛い。可愛い以外の何者でもない。
俺は、思わず彼女を抱き締めた。
『やっと…俺の物に成った…』
俺は、彼女の香りや体温、感触等を堪能しながらそう言った。
『へ?』と、彼女は急に抱き締められたせいか、顔を一段と真っ赤にさせながら、きょとんとする。
『これで、お前は俺の彼女だ。
俺以外の奴は手を出せないし、出そうとしたら、怒れる』
『…』彼女は無言で又照れる。
『今まで、こんな独占欲、どうやって我慢してたか思い知らせてやるよ…俺の…可愛過ぎな彼女に…』そう言って俺は、彼女の唇に、舌を絡めるような、甘いキスをする。

これで、彼女は俺の物。