猫善慈 零娘side
私は直先輩に
図書館で勉強を教えてもらう為に、
二人で図書館へと向かっていた。
すると…
『危ないっ!!』
と、急に先輩に手を引かれた。
『あ、ごめん!
ボールが公園から
飛んで来たからつい…』
と、公園に居た子供達の方へと
ボールを投げながら先輩が言った。
『ありがとうございました!
お陰でケガとかしませんでした!』
と、頭を下げながら
感謝の気持ちを伝える。
『先輩ってカッコ良いし、
優しいんですね!』
と、思った事を言う。
『そうかな?』と、先輩は笑った。
『はい!!』と、私は笑い返した。