『…』
私は、教室で少しだけ寝ていた
スマホでアラームはかけた
少しだけ疲れていたのだ

『ガラガラガラ…』
『ん?…お前…寝てる?』
俺は、片想いの相手が寝ている所に気付いてしまった
不意に、こんな感情がわいてきた
“此処でこいつが無防備に寝てたら他の奴に寝顔見られるし、取られるかもしれない”と…
急にわいてきたこの感情に、俺は、逆らおうとしたが、ダメだった
『お前が悪いんだからな…』
と、俺は、彼女の首に、顔を近付けた
『チュっ…』
『んっ…んん…』
きつく吸って、痕をきっちり残そうとする
すると…
『んっ…んんっ…』と、彼女がかすかに、頬を赤らめながら、甘い声をうっすらと出し始めた
これに、理性を保てる男が居るだろうか?
答えは…

NOだ

『お前が…可愛いのが悪過ぎんだよ…』
と、俺は、自分の唇を彼女の唇に重ねた
『んっ…んん……!?』
すると、彼女が顔を真っ赤にして、目を開いた