俺は、忘れたくて走っていた
すると…
『おーい!碧(あおい)ー!一緒に帰ろー!』
『…っ!?』
よりによって忘れたい事の相手が体育館に来てしまった
『おーい?碧ー?』
彼女は下から俺の顔を覗き込んで、手を振ってくる
『…っ!?』
その可愛さに俺は、心を打たれる
『あれ、顔赤いけど…?熱ー?』と、彼女は俺の額に触れてくる
可愛い…ただ、ひたすらに可愛い
こんな可愛さに耐えられる男が居るだろうか…?
いや、居ない
『お前が可愛いせいだからな…』
『え?』
『チュッ…ぐちゅっ…』
俺は、欲望のままに舌を絡めてキスをした
『…んんっ…んっ…ぷはっ!…ちょ、止めて…んんっ…息…んっ…持たない…』
『…お前が悪いんだからな…他の男と仲良くするから…』
『ちょ、え!?…それって…まさか!?』
『お前が好きって事だよ…』
『え…えー!?』
『答えろよ…なぁ…?』
『私も…好き…』
その後、何をしたかは秘密