『…んんっ…ん…あ…』
『起きたか…おはよ』
『ん…おはよ…ていうか…わたし…なんで…ここにぃ…?』
起きたら目の前は、懐かしい久しぶりに来た彼の部屋だった
『お前、ライブ後に倒れたんだろ?覚えてないのかよ?…
取り敢えず俺の家に運んだんだよ』
『そっかぁ…ありがと…』

寝ぼけた彼女は少しふわふわしていて、少し可愛かった
『ていうか…なんでここにはこんだのぉ…?
わたしのいえでも…よかったんじゃ…ないのぉ?…』
『っ…』俺は、答えに困った
他の奴のとこに行かせたくなかったとか
そんな事…
『あんたがわたしに…ほかのとこにいってほしくないとかぁ…おもってくれてたらなぁ…なんてねぇ…ははっ…』
『っ!?』当てられて驚いた…しかも、色々可愛いし
『…そうだよ』

彼は恥ずかしそうに目を背けた
『そっかぁ…うれしー…ふふっ…』
思わず顔がにやける

その後、記憶にないと否定したのは言うまでもない