『俺は…たった一年ちょっとで、こんなにいっぱいお前の絵を描く位、お前の事しか見えてない。
それ位好きだ。
俺と…その…付き合ってくれないか?』
いつもと違って彼は、真剣そうで、恥ずかしそうな顔をしてそう言った。
勿論私は…
『うん!喜んで!』
と、彼の差し出された手を取る。
彼が彼氏に成った実感が湧き始める。
こんなにいっぱいの幸せを感じたのは、今日が初めてだった…