『はー!お腹すいた!いただきまっす!』
私は屋上で弁当を食べ始める
隣には…私の好きな人が居た
彼はフェンスに寄りかかってジュースを飲んでいた
すると、彼がこんな事を言った
『俺、放課後に告白しようと思ってるんだよな』
『ふーん頑張ってね』
私は素直じゃなく、待ってとか言えない
この人、フラれて下さい!
なんて、神様に頼む位に好きなクセに
『は、お前はそれで良いわけ?』
『え、応援しちゃダメ?』
応援するのも、ダメなのかと落ち込みかけてきた
すると、
『お前だから応援されたくないんだよ
そこは、止めろよ』
『え…』
私は固まった
(え、まさか…でも、そんなわけ…)
『お前が好きなんだよ
はぁ…本当は告白、止められてから言うつもりだったのに…』
『ご…ゴメン』
『フった奴が謝るな
余計に傷付く…』
『え、フってないよ…その…好きだし』
『えっ!?』
二人とも赤面して固まったのは言うまでもない