ずっと片想いをしていた彼と、やっと両想いに成り、今日は、私の家でお家デートをしていた
『新しいクラス、どうだ?』
『んー?…まぁ、なんとか馴染め…てないなー…あは…』
渇いた笑いが漏れる
『お前、前からボッチだったもんなー?』
彼はからかうような視線を向けてくる
『それ以上言うと…』
私は彼の肩に手を置き、力を入れる
『な、ナンデモアリマセンヨー』
彼はそう、降参した
『あの…さ、』
『ん?』
『何か、お前と同じクラスの時に告白しとけばなって』
『え?』
『同じクラスでカレカノってのが少し、憧れる』
『今は、学校も違うしね』
『ああ』
『なら、進学先を同じにすれば良いんじゃないかな?
そしたら同じクラスに成れるかも!』
『本当、お前の前向きな所には助けられるし好きだ』
たまに彼は真剣な顔で恥ずかしい事を言う
『照れてる…可愛い』
『チュッ…』
その後の甘いキスを期待してる私も同じかもね?