『アンタ、彼、タイプでしょ?』
母が急にそんな事を言い出した。
『え!?』
私は思わず固まる。
『黒髪イケメン…アンタが一番弱いイケメンでしょ?』
『な!何で知ってるの!?』
『アンタは好きな俳優とかアイドルの系統が分かりやすいのよ』
『それもそうか…』
私は顔を赤くしながらうつむいたのだった…