私はおばあちゃんと一緒に住んでいた。
おばあちゃんはいつも、
眠りにつく前、絵本を読んでくれた。
その時間が大好きだった。
でもお父さんの転勤が決まって、
引っ越すことになった。
おばあちゃんとは離ればなれ。
高校生になった今でも、
おばあちゃんの声が恋しいよ……。