「…本当はすごくいま寂しい
何をしてても色々考えちゃうし
自分はいつか消えちゃうかもって
沖田さんと離れるのが嫌だって考えてばっか
わがままな自分がすごく嫌です」
泣きながらも一生懸命思いを伝えた
そんな私を、彼は子供をあやすかのように
優しく背中をなでてくれる
そういう所も、私は大好きです
「お前に寂しいと思われるのは嫌じゃない
むしろ求められるってのは幸せな事だろ?
わがままなんて全部受け止めてやる
だから泣くな。ほら、笑え」
「いっ、いひゃい…!」
私の頬を軽くつまむ沖田さん
いたずらっぽく笑うその笑顔が
やっぱり憎めないや
「ほら、やっぱりお前は笑顔が一番似合う」

