何年経っても…

彼は買い物まで付き合ってくれた上に私の家まで送

ってくれた

「ありがとうございました」

「おう」

「…」

「井尾圭介」

「…はい?」

「俺の名前」

「じゃ、またな」

彼はそれだけ言って帰って行った

私はその彼に一目惚れをしてしまった…らしい

今まで恋愛経験がない私は好きと言うのがどんな感

情なのか全くわからなかった

制服を見れば彼の高校が分かったため私はそこの高

校を目指すことを決めた

先生にも難しいと言われたが私は必死に勉強し続け

た結果、無事合格することが出来た