「Last note」特性を持つ者へ〜5

櫂は特性保持者の俺達と一緒に居れるゆめちゃんをずっと、不思議に感じていた。

"特性持ちでもないのに、
何故、青山や廣瀬達と居れるんだ?"

"櫂くん…それ何か失礼だよ!"

しょっちゅう彼女にそんな事を突っ込んでいた。

新太くんのtypeAが全身真っ白な光のオーラだったのに対して、ゆめちゃんのオーラは無色透明だった。

だからこそ、気づかなかったんだ…。

「無色透明。俺はもっと早く気づくべきだった。」

「"無垢"の目覚めのあの耳鳴りは…器に相応しいtypeBを探す為に引き起こされたモノだったんぢゃ。」

「その方が筋が通る。」

「でも何故ゆめちゃん?他にもtypeBを持つ者でもいいはずだよな?」

その時、CSS事務所の扉が開いた。