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サプライズを終えた俺達が、教会の外に出た時の事だった…。

「憂莉?どうしたの?」

リースを片付け始める憂莉が、手を止めて天井を見つめているのを見て日芽さんが問う。

「……いや、今妙な気配がした。」

「気配?」

「……青山さん達、大丈夫かな?」

穏やかだった憂莉さんの目は、
何かに警戒するように、赤く染まっていた…。


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