歪みの国の王子様


『ねぇ、りんちゃんは
俺の、だよ?』


耳元で囁く。



りんが首を左右に振ると


『また、噛まれたい?』


りんは焦ってもう一度左右に首を振る。


その時、また
保健室のドアがノックされた。


『あ、鍵閉め忘れたかも』


ーーえ、見られちゃう!!

りんは焦る。