『あのっ… しょ…職員室はどこですか?!』 りんは慌てて聞く。 『あ、転校生? 見た事ない顔だからびっくりしたよー』 ーーあ、だから少し驚いたのかな? 『そこ入って右の階段 登って左に行くとあるよっ』 『ありがとうございます!!』 りんは頭を下げて 職員室へ急ごうとした。 『待って!』 そう呼び止められ振り返った。