『ここ弱いんだねぇ』 りんはハアハアと息が上がる。 『ホント…やめ…』 『俺と、付き合う、なら?』 『だって…私…あなたの事 何も知らない……』 『色々知りたいって事??』 『そう言う事じゃ…なくて…』 『俺はいつでも、何でもおしえて、 あげる、けど』 耳元で囁くようにゆっくり言う。