『さて、りんちゃん!ゲーム始めよっか♪』


『…え』


りんは身構える。


『そんな硬くならないで肩の力抜いて』





『ただ俺が、
りんちゃんを、
口説くだけだけだから。』



内緒話の様な声で囁く結人の声と
シャリシャリとピアスのぶつかる音が
りんの耳をくすぐる。