『じゃあ、今日はそれでいいやー!』 パッと りんの逃げ道を塞いでた手をどかすと 『じゃーまたねー!』 手を振り教室を出て行く。 ーーなんだったの…?! りんは、ふぅ…と息を吐く。 コンコン ドアを叩く音に りんは小さくビクッとなる。