「朝から災難続きだこりゃ」



「どーしたの?さなちゃん」



心の中で呟いたつもりだったのに気付けば口に出していた



「嫌…何でもないよ」



「うっそだーさなちゃん嘘ついてる」



桃ちゃんは探偵にもなった気分のようだ



「桃ちゃんには嘘は通じないねえ」



笑いながら返事をした


「何があったの?」