私はそれからご飯が
まともに喉を通らなくなった


翔はそんな私をずっと心配してくれている



放課後の公園


翔「お前がそんなんだと、俺も辛い」

雅「ごめんね、翔。
今日は先に帰ってもらえる?
1人になりたい」

翔「気をつけろよ…?」

雅「ありがとう」



翔は私を公園に残して帰って行った


1人になった私は泣いた

あれから毎日のように泣く日々



私が落ち着いた頃

フラフラした状態の綾が公園に来て

私に気づくことなくベンチに座った



そして、笑って泣いて奇声を発していた



薬に犯されている