その日から綾と私達は会話が減り
放課後の公園も3人揃わなくなった


あれからも私と翔は公園にちょくちょく行っていた




そして、2つ変わった事がある




公園にいる間、翔が私の手を必ず握るようになった


もう1つは


家まで私を送ってくれて
そして私の頭を撫でてくれるんだ


優しく微笑む翔の顔


心にぽっかり穴があいた私の寂しさを

埋めてくれる翔


いつのまにか翔の優しさに甘えていた