それから私たちはカラオケを出て家に帰った


家まで送ってくれた翔


翔「なんかあったら言え、いいな?」

雅「わかった、じゃ」

翔「おう、んじゃーな」


私はすぐベッドに倒れこんで涙を流した

すると電話が鳴った


相手は「綾」だった


雅「はい」

綾「おう、あれ元気ねぇじゃん」


誰のせいだよ、ムカつく


雅「別に、で?なに?」

綾「八つ当たりかよ、声が聞きたくなったけど
なんか、みや機嫌悪りぃから切るわ」



は?声が聞きたくなった?
ふざけないでよ、綾は彼女いんじゃん