ここで再開しても結局はまた
離れ離れになる



私にはもう、一緒にいるつもりもなければ
あの頃みたいにつるむ気もない



あの頃みたいな日々に戻るのが嫌なんだ


綾の事は未だに忘れられない

好きで好きでたまらない

だけどこの気持ちはどうすることもできない

だから一緒にいたらいる程私が辛い



私は綾から逃げたんだ


やり場のないこの気持ちが
余計に私を辛くさせる



雅「来てくれてありがとう。もう帰りなよ」


翔「んだよ、つれねぇな」

綾「せっかく久し振りに会えたのに」


これ以上一緒にいると私は
嫌なことを言ってしまう


嫌なんだ。

心にもないことを言って後悔するのは私

綾との事がいい例だ