翔も綾も目を見開いていた


私は確かに今も綾の事、好きだよ


でも、私を変えたのは綾。
あんたなんだよ。


翔「おまっなに言って……
あれだけ綾の事待ってたじゃねぇかよ!!」


確かに言いたいことはあんなことじゃない

でも、素直に言えないんだよ


綾を失った後、私は死のうとしたことがあった

けど、死ねなかった



いつも私は翔に守られていた

何度も私に「死なないでくれ」って
死にそうな私にずっとかけられていた言葉



でも、俺じゃダメだと思った翔は
綾に賭けたんだ
私が元に戻るには綾しかいないと