え…え?
龍仁が…
あの女アレルギーでヘタレな龍仁が…
女の子にたて突いた!
超強気じゃん!
や~る~!
龍仁はニコリともせず、むしろ不機嫌そうな顔つきで女の子たちに言った。
告白した女の子はさらに顔を真っ赤にし今にも泣き出しそうな表情でその場から走りさって行った。追いかけるようにしてほかの二人も走って行く。
「龍仁……」
「………………たはぁ~。」
女の子たちの姿が見えなくなった瞬間、仁王立ちしていた龍仁がヒザから崩れ落ちた。
「え…ちょ…なに!?」
「めっちゃ怖かった~……」
は?
「ホントに文句言われたらどうしようって内心ビクビクしてたんだよね…足とかガクガク………」
「かっこわる!え、かっこわる!」
感心したさっきのあたしを返して下さい。
めずらしく、らしくないこと言うな~って思ったケド全然ヘタレのまんまじゃん!
逆に笑えるわ!
「てゆーかアンタなんでこんなとこにいたの。」
「男子は体育、体育館だったから…」
「で、話全部聞いてたの?」
「うん…まぁ…ほぼ…で、今出ないとたぶんサーコキレるだろうなぁと思って勇気だして出てみた。」
「よく分かってんじゃん。ちょうどキレた瞬間だったわ。」
龍仁が…
あの女アレルギーでヘタレな龍仁が…
女の子にたて突いた!
超強気じゃん!
や~る~!
龍仁はニコリともせず、むしろ不機嫌そうな顔つきで女の子たちに言った。
告白した女の子はさらに顔を真っ赤にし今にも泣き出しそうな表情でその場から走りさって行った。追いかけるようにしてほかの二人も走って行く。
「龍仁……」
「………………たはぁ~。」
女の子たちの姿が見えなくなった瞬間、仁王立ちしていた龍仁がヒザから崩れ落ちた。
「え…ちょ…なに!?」
「めっちゃ怖かった~……」
は?
「ホントに文句言われたらどうしようって内心ビクビクしてたんだよね…足とかガクガク………」
「かっこわる!え、かっこわる!」
感心したさっきのあたしを返して下さい。
めずらしく、らしくないこと言うな~って思ったケド全然ヘタレのまんまじゃん!
逆に笑えるわ!
「てゆーかアンタなんでこんなとこにいたの。」
「男子は体育、体育館だったから…」
「で、話全部聞いてたの?」
「うん…まぁ…ほぼ…で、今出ないとたぶんサーコキレるだろうなぁと思って勇気だして出てみた。」
「よく分かってんじゃん。ちょうどキレた瞬間だったわ。」


