『あぁ!ビックリしなくても大丈夫よー。それはたぶん龍仁くんだから☆』





は!?


いやいや…




「何が大丈夫なの!?全然大丈夫じゃないし!龍仁くんね、て、何そのさも知ってるよね、みたいな言い方は!知らないし…知らないし!」



『まぁまぁ落ち着いて☆実は桜子ちゃんには黙ってたけど、ルームシェアなのよ♪』



「ルーム…シェア!?」



『そう☆聞いたことあるでしょ?家を尋ねて来たその龍仁くんと一緒に暮らすのよ。なんかね、よくよく話聞いたら高校も桜子ちゃんと一緒らしいのよー!ヨカッタわね♪』




「いやいや、全ッ然良くないし!てか、なんでそんな重要なこと黙ってんの!」



『言ったら断るだろうなーと思って☆』




「当たり前だッ!」




なんなの!?
こんなヒドい話ある!?


ありえない!



『まぁまぁ、そうカッカッ怒らないで。』



「コレが怒らずにいられるかッての!」



『なんでルームシェアすることになったのかちゃんと理由もあるのよ。』




「理由?」