引っ越し屋の兄ちゃんによって段ボールが着々と運ばれてくるが………



「い、意外と多いんですね…」





運ばれてくる量は意外に多く、和室の中はあっという間に段ボール箱でいっぱいになった。



「それじゃあありがとうございましたー!」




「ごくろーさまでーす。」







で…



どうしよ…この荷物…




整理すんのダルいし…


楓呼ぶにしても今仕事中だろうしなー…







……………………





「明日にしよ。」





とりあえず腹も減ったことだし、コンビニに買い出しに行くか。




財布と携帯だけ持ち、玄関のドアを開けた







まさにそのときだった。







「ギャッ!」
「ぅわッ!」




ドアを開けた瞬間、目の前に知らない男の子が立っていた。




び、ビビったー!



「あ……あの…何か…用ですか…」



あたしは様子を伺うようにして尋ねる。























「えっと…あの……ここ………僕の家なんですけど。」


























……………は!?